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  • 大晦日ですが、今日もかけがえのない一日

    大晦日ですが、今日も私達にとってかけがえのない一日です。

    かけがえのない一日。

    子どもの時には、そのような感覚はありませんでした。

    母がガンになり、死が間近に感じられるようになった時から

    一日一日はかけがえのない一日であることに気づきました。

    入院、退院、再入院、退院、再々入院、退院…

    しかし、状態が落ち着いている時、死は遠くにあり、

    かけがえのない一日という感覚は薄れていきます。

    状態が変化していくと死は間近に現れ、

    かけがえのない一日という感覚が深くなります。

    生きているだけで、居るだけでいい。

    一緒に生きている時間が尊い。

    いつかはみんな死ぬ。

    だから、いられる間はいられるだけ一緒にいる。

    大晦日です。

    ひとりひとりの人生の中の今日もかけがえのない一日です。

    生きること、生きていること、生かされていること、

    すべてに感謝。

    ありがとう。